キスミー・ベイビー・アヴェンジャー / カゼヒキ

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  • Опубликовано: 29 ноя 2024

Комментарии • 63

  • @ささもりささみ
    @ささもりささみ 6 лет назад +214

    PVは意味わかんないくらい最高だし、
    歌はばかイカしてるし
    最高すぎて夜しか眠れねぇ……

    • @tak3209
      @tak3209 3 года назад +4

      寝れてるやんw

  • @あまくん-o9x
    @あまくん-o9x 6 лет назад +116

    夢野久作または澁澤龍彦感…
    狂っているけど狂っているだけじゃないってところがある
    話が続いていて次の曲が楽しみすぎる…!

    • @eku1132
      @eku1132 4 года назад +5

      それ!

  • @みかん大好き-l7y
    @みかん大好き-l7y 5 лет назад +59

    大人で狂ってるストーリー感が好き

  • @hota477
    @hota477 6 лет назад +67

    なぜ伸びないのかが分からない。カゼヒキくんもありえないほどフィットしてるし控えめに言って最高以上。

  • @Yoooooheyyyyyyoo
    @Yoooooheyyyyyyoo 6 лет назад +108

    歌詞です⬇
    (曖昧で間違ってるかもしれませんが、間違っていましたら教えてください)
    もう嫌だって
    君が言うけど
    それは君が選んだことでしょう?
    泣き喚いったって
    神に祈ったって
    救いはないのさ
    両手縛っちゃって
    目隠しをして
    口を塞いで
    徒らに焦らす
    服も脱がせずに君は言う
    「復讐の味だね」
    嗚呼 なんて素敵な顔で
    鳴いてくれるの愛憎劇
    電気消して音楽止めて
    「殺す前の君を好きになりたかった」
    首の細さ
    恋は盲目さ
    愛に火をつけ
    好きで指して
    毒を塗った唇で
    キスをしてよ
    アヴェンジャー
    踊れ愛のエンヴィー・ダンス
    ころしてきた羊を数えて
    確かめる様に舌を出して
    「すきにしてよ、ねぇ?」
    「キスミー・ベイビー・アヴェンジャー」
    歌え恋のスーサイド・ソング
    イカれたウサギ達を殺して
    抱きしめる様に
    首を絞め
    「キスの仕方」
    「教えてくれよアヴェンジャー」
    「夜が鳴いていたんだ」って
    毒が回って
    ふらつく世界
    君が好きだったあの映画と
    悪趣味な電飾の明かり
    声を上げて指を這わせ
    見つめ合って
    餌食と悟る
    君が笑って目をとじるから
    息を止めて指先で触れた
    『 』
    ねぇ好き と
    口が動き
    それを遮って
    喰らい殺した
    愛の言葉
    押し倒す様な形で
    キスをしたんだ
    手を合わせて
    神に祈ったところで
    救いはないの
    ただ愛してると言って?
    それだけでいいんだ
    それが何時か
    だから
    私のことを殺してよ
    ねぇ ハニー?
    愛はキスの形で君に牙を剥ぐ
    毒を塗った唇でキスして
    好きで殺して?
    君はキスを強請って
    共犯めいた笑みを浮かべ
    「これでいいんだ」って
    目を閉じるから
    愛した君の首に手をかけた
    「ごめんね」と叫んだって
    「××××」(君の名前)を何度も呼んだって
    「愛してる」を繰り返して
    何度だって君を殺すんだ
    嗚呼 踊れ愛のエンヴィー・ダンス
    「もう元には戻らないんだ」
    って「どうしようも無い程歪んだ

    これも愛の形なんだ
    そうだろう?
    狂った様に
    スーサイド・ダンス
    イカれたウサギ達を殺して
    抱き締める様にキスをして
    「もう嫌だって」って
    息を止めた
    「キルミー・ベイベー・アヴェンジャー」

    • @羊-c8i
      @羊-c8i 5 лет назад +1

      すみません、「復讐の味だね」の部分が「復習の味だね」になっています。

    • @目に生姜
      @目に生姜 5 лет назад +1

      愛に火をつけてが
      会いになってます🙏
      指すではなくて刺すです!

    • @Yoooooheyyyyyyoo
      @Yoooooheyyyyyyoo 4 года назад +1

      ありがとうございます!

  • @こめてまい
    @こめてまい 5 лет назад +22

    カゼヒキくんの表情がいちいち素敵すぎる

  • @hana3347
    @hana3347 5 лет назад +7

    何もかもが最高…カゼヒキ君の掠れたような声とこの激しめの狂ってる歌詞がうまくマッチしてるしPVも最高だしもう最高…

  • @たう-t4r
    @たう-t4r 6 лет назад +22

    うぁぁぁぁぁぁあああああ!!!
    待ってました!!!
    幸せすぎる、
    絵と曲がマッチしすぎて、
    もう、、((←語彙力

  • @rei702
    @rei702 6 лет назад +15

    犯行前夜大好きなんですけど新曲もカッコ良すぎますありがとうございます!!

  • @文丸230
    @文丸230 6 лет назад +7

    声も曲も絵も最高かよ

  • @wawa_ui
    @wawa_ui 6 лет назад +6

    無意識にリズム取っちゃう、、すきです、、

  • @八咫烏-n2h
    @八咫烏-n2h 6 лет назад +3

    他の曲を連想させるような歌詞があってすてき✨✨

  • @青雲スカイ-q9o
    @青雲スカイ-q9o 5 лет назад +3

    控えめに言って最高!!!
    超イカしてる

  • @n__7079
    @n__7079 6 лет назад +3

    最高の一言に尽きる。
    もうかっこよき。

  • @あめんぼ-r5r6i
    @あめんぼ-r5r6i 5 лет назад +1

    これイヤホンで聴いたら頭の中に響く感じがして好き♡

  • @横山-u5z
    @横山-u5z 5 лет назад +1

    なんでしょうかこの明るい狂い方みたいな……………

  • @白衣のはく
    @白衣のはく 5 лет назад +45

    この人絶対有名になるから今のうちに古参アピしてもいいですか。

  • @桃缶-d1e
    @桃缶-d1e 6 лет назад +3

    今回の曲も最高すぎます!!!!!

  • @Kufu0101
    @Kufu0101 5 лет назад +2

    もっと伸びて欲しい

  • @emy_definitely_exists
    @emy_definitely_exists 4 года назад +4

    私は日本語をわかりません、でもこれはすごいです!

  • @へぽ-o1e
    @へぽ-o1e 6 лет назад +1

    ああ好きです。通知が仕事しない……

  • @かめかめ-h6v
    @かめかめ-h6v 6 лет назад +2

    最高~~~~~~

  • @無名ちゃん-z1s
    @無名ちゃん-z1s 5 лет назад +1

    ほんとすき

  • @砂糖砂糖-m5m
    @砂糖砂糖-m5m 5 лет назад +1

    めっちゃすき

  • @SingingKuss
    @SingingKuss 6 лет назад +7

    man your songs are awesome... can you upload your old songs onto youtube??

  • @ゆっくりチャンネル-d4t
    @ゆっくりチャンネル-d4t 4 года назад +10

    調べてみた
    キルミー→ 「私を殺して」
    アヴェンジャー→ 「復讐をする人」
    スーサイド→ 「自殺」
    エンヴィー→ 「嫉妬」

    • @るーじゅ-f7g
      @るーじゅ-f7g 4 года назад +5

      ちょっといやらしい話になるんですが、『kill me(キルミー)』は、『私を抱いて』と言う意味でも使われるらしいですよ!

    • @ゆっくりチャンネル-d4t
      @ゆっくりチャンネル-d4t 4 года назад +1

      るーじゅ
      そうなんですか!
      勉強になりました!
      こういうのって面白いですよねー!

    • @mmgh7912
      @mmgh7912 3 года назад

      勉強になります

  • @ぺこぺこぺんぎん
    @ぺこぺこぺんぎん 6 лет назад

    かっこいい✨
    待ってました!!
    最高です!ありがとうございます!!

  • @user-Yukimaru99
    @user-Yukimaru99 3 года назад

    なにこれ最高なやつ?

  • @user-ld1nb6si8p
    @user-ld1nb6si8p 5 лет назад +1

    待ってください……今からファンになっても遅くないですか????(((即チャンネル登録の音)))

  • @はるさめ-g9i
    @はるさめ-g9i 4 года назад +26

    今更ですが、途中で出てくる文章です。
    途中で力つきたのでまた気が向いたら書きに来ます!
    ぶっ殺すようなポップソングを
    時雨的吸血鬼異聞奇譚「レ・ミゼラブル」
    番外編の拾壱番街
    第捌話ノEX「彼の哲学者は言った」
    «初»
    そして彼女は炎に包まれる。
    狂気的な笑い声。
    彼女は笑っていた。
    周囲の悲鳴や怒号をかき消す様に、
    嬉しそうに、
    楽しそうに、
    彼女は笑っていたのだ。
    「ヒステリック・クイーン」は、笑いながら焼死して言ったのだ。
    「弐拾参番街区管理統制機構 拾壱番街担当課より派遣されました、小鳥遊 日向と申します。本日付で屑城 瓦礫様の正式な『助手』となります、どうぞ宜しくお願いしま──。」
    言い終わる前に俺は事務所の扉を閉めた。
    内鍵を掛け、急いで踵を返す。
    「なぜ、閉めるのです。
    開けてください。お願いです。開けてください。」
    依然として事務的な口調の少女の声が、扉の向こうからノックの音と共に聞こえてくる。
    それらの声と音を背にしながら窓際へと行き煙草に火を点ける。
    煙を吐き出しながら、窓の外の灰色の空を眺めながら俺は思考する。
    何だあれ。
    «女王» «死»
    ゛Beware that, when fighting monsters, you yourself do not become a monster…
    for when you gaze long into the abyss.
    the abyss gazes also into you.゛
    «灰»
    ヒステリッククイーンは退屈だった。
    「狂人会議」
    弐拾参番街区それぞれを統べる狂人たちの集会。
    彼女にはそれが退屈すぎてどうしようもなかった。
    「例の捌番街の『王』が死んだらしいな」
    誰か言った。
    「『死んだ』と言うよりかは『諦めた』という方が正しいのでは?
    全く、彼処は核心に近いだけあって入れ替わりが激しいな。前任者は誰だったか?」
    「確か…皆殺坂 凶器では?」
    「あぁ、あの女か。」
    下らない。彼女の表情はどんどんと不機嫌になっていく。
    拾捌番街のアイツの様に欠席すればよかったのだろうか。
    「退屈だ」を無言で表現する様に、彼女は大きな欠伸をした。
    少女が指を鳴らす。
    ぱちん。
    次の瞬間、『眼球の魔女』は一瞬で炎に包まれた。
    「アンタが例の『偽の王』ってやつ?
    めちゃくちゃ弱いじゃない、なにやってんのよ。」
    羽織っているレザージャケットの下に制服が見えた。
    学生か?
    「君は…」
    少女は俺を一瞥すると悪役のような笑みを浮かべる。
    「『灰燼姫』、アンタの危機を救ってあげた『白馬の王子様』って所かしら?
    初めまして、『シンデレラ』、ガラスの靴でも履いてみますか?」
    «眷属»
    王座に女王の姿は在らず
    「『退屈』は嫌いかい?
    『普通』は嫌いかい?
    『日常』は嫌いかい?
    『常識』は嫌いかい?
    ボク達は君を歓迎するよ、新人君。
    物語の歯車になる覚悟はあるかい?」
    «血» «魔女»
    キスミー・ベイビー・アヴェンジャー
    壱番 再生
    開始
    「殺す前の君を好きになりたかった。」
    鈍く、重く、低い音。
    ハッと我に帰った瞬間、僕はそれが『何かが折れた音』だという事に気づいた。
    僕の手を掴んでいた手は力無く離れ、ばたりと床へと落ちた。
    「は…?」
    手を伸ばした先には先程の少年がいた。見開かれた両目からは、流れたばかりの涙の跡が残っている。
    薄く開かれた口から、彼はもう呼吸をすることも無いのだろう。
    「は…な、なんで、どうして…だって、さっき…僕は…」
    言い訳の様に、ただただ思いついた言葉を口にする。
    頭の中を疑問符が支配する中、一つだけ確かな事実があることを僕は悟った。
    僕は、僕が、彼を殺したのだ。
    黒 そして序奏へ
    拾壱番街
    魔女狩り
    女王の灰
    狂気感染
    十二年前の『リベラ・ホール事件』による『ヒステリック・クイーン』の自殺。
    数万人が『眷属』となった。『クイーンの灰』による『灰の一週間』。
    そして現在。
    世界は水面下で壊れていってしまっている。
    徐々に世界は狂い始めている。
    「貴女は、」
    背後から声をかけられて、私は足を止める。
    振り向くとそこには神父が立っていた。
    「一体、何を考えているのですか。
    グレゴリオ。」
    神父から私に向けられる視線には猜疑と敵意、怒りのような何かが感じられる。
    私は、何時もと変わらず穏やかな表情で言った。
    大した理由も、感情も込めず、私は何時もと変わらない口調で、言った。
    「さぁ?なんの話しでしょうか?」
    次の瞬間、私の上半身は壁と、彼の血で形成された十字架『魔女狩り』によって潰された。
    あぁ、本当にこの人は『退屈な人』。
    「貴女には、『人間らしい感情』は無いのですか!」
    「最初の彼は、顔が凄く私の好みだったの、でも彼『そっちはとても下手だった』の。
    二人目の彼は、性格が凄く良かったの、でもそれだけだったわ。
    三人目の彼は、凄くいい体をしていたの、『そっち』も凄く良かったわ。でも性格が最低だったの。」
    女はそう言いながら僕の頬に触れた。
    恍惚とした表情で、愛おしそうに、愛でるように、『恋人に触れる様に』。「なんでも完璧な人間なんていなものね、仕方無いわ。
    優劣があるように、善悪があるように、白と黒があるように、世界は均等が取れるようにできているものね。」
    女は視界から消え、背後に回る。
    女の背後に置いえあった、姿見が僕の全身を写す。
    「な…」
    鏡には僕が写っていた。けれども僕は『僕じゃなかった』。
    知らない人間の顔、知らない人間の体
    「だからね私『作ることにしたの』。
    私は『結合の魔女』。
    一人目の顔、ふたりめの貴方の人格、三人目の体。
    私が求める『完璧』を作り上げたの、どう?素敵な気分でしょ?
    私の求める『完璧』になったんだもの、最高に、最高な気分でしょ?」
    「何よ、ソレ。
    極端過ぎるわ、ピーキー過ぎるわ、『異常』よ、『異端』よ、そんな能力。」
    氷室 冓は思わず立ち上がった。
    立ち上がり、そして否定していた。
    立ち上がった弾みで椅子が倒れ、店内に大きな音が鳴り響いた。
    暫しの静寂。
    そして気不味そうに、恥ずかしそうに、彼女は仏頂面で椅子を戻し、座った。
    「…そうだな、極端だ
    極端で、ピーキーで、異常で、異端だ。」
    瓦礫はそう言うと、私の頭に手をぽんと置いた。
    「だからこそ、日向っていう優秀な助手がいる。
    知ってるか?お前が思っている以上に、コイツは優秀なんだぜ?」
    寝坊すると起こしてくれるしな。
    そう付け加えると、瓦礫は私のほうをちらりと見やると、口角を少しだけ上げた。
    それに答えるように私は微笑む。

    • @はるさめ-g9i
      @はるさめ-g9i 4 года назад +3

      «教会»
      「孤児院の宿舎には地下室へと続く扉があります。」
      シスターは言った。
      「扉…ですか…?」
      えぇ。彼女はそう言うとにっこり笑い、少しだけ歩き僕の目の前へとやってきた。
      「長い階段です。
      暗く、狭く、長い階段を降りると、鉄製の扉があります。」
      「…その先には、何が?」
      彼女は首を小さく横に振ると、僕の耳元へと顔を近付け、囁く様に言った。
      「『ソコ』に何があるのか、それを『知ろうとしては行けません』。
      いいですか。『彼処には行ってはいけないのです、何があるのかを知っては、見ては、いけないのです』。」
      僕は驚き、飛び退くように身を引いた。
      心臓が大きく脈打つ
      シスターの笑顔が何故だか妖しく、妖艶な物に見えて、悪寒にも似た何かを感じた。
      「な、何を」
      「あら、ごめんなさい。驚かせてしまいましたか?」
      そう言って、シスターは普段どうりの笑顔で通り過ぎていった。
      そして僕は後に知る事になる。
      あれは『警告』などではなかったのだ。
      She said.
      «少年»
      ブラック&ホワイト
      「大丈夫、大丈夫だよ、日向ちゃん?
      痛いのは最初だけだから、あとは何も考えなくても大丈夫だから、ね?ね?」
      三途河 千東は小鳥遊 日向を押し倒し、荒い息でそう言った。視線は日向の唇から、首、胸、腹と下へと向かっていく。
      嫌悪感と、恐怖、そして言い様の無い不安に似た何かを感じ、日向の体は小さく震える。
      「あはっ!怯えてるの?日向ちゃん。
      大丈夫だよ、こう見えて私…わた、ワタシ?あれ?俺?僕?あれ?ウチ?あれ?なんだっけ?『今は、誰なんだっけ?』」
      『獣の魔女』。
      『カニバリズム』の特性付与による後遺症『捕食した人物の人格及び記憶の混同』。
      「あ、はは、はははははっ!
      まぁいいやっ!なんだって!それよりも、ソレよりも何よりも!」
      千東は日向の服の襟元に手をかけると力任せに引いた。
      シャツのボタンが3つ弾け、白い清潔な肌着が露わになる。
      「今はこんなにも素敵なご馳走があるんだから!食べなきゃ!食べなきゃ食べなきゃ食べなきゃ!
      喰らい尽くして、喰らい殺さなきゃ!」
      あらすじ 終了
      空白 赤
      そして悪役は笑う
      序奏 再 終了
      空白 黒
      歌唱再開
      少年は父親を恐れていました。
      殴られました。
      奪われました。
      蹴られました。
      触られました。
      打たれました。
      舐られました。
      折られました。
      挿れられました。
      恐れました。
      泣きました。
      母親の名を呼びました。
      しかし母親は返事をしません。
      天井からぶら下げっている母親は返事をしません。
      少年は
      空白 黒
      黒 そして序奏へ

    • @はるさめ-g9i
      @はるさめ-g9i 4 года назад +3

      荒い息、ベタつく様な熱気、鈍痛。
      少年な目を瞑る。
      耳を塞ぐ。
      ソレが喜ぶ様に嬌声を上げる。
      ソレの拳が二度と自分に振るわれないように。
      痛みと嫌悪感に耐える。
      少年は目を瞑る。
      耳を塞ぐ。
      母親はまだ返事をしない。
      母親は未だに降りてこない。
      少年は目を瞑る。
      耳を塞ぐ。
      少年は、
      Cry baby.
      «鳴»
      インクが落ちた。
      それは真っ白な紙を、侵食するように、染色するように、侵食するように。
      黒く、黒く、どす黒く、染めていく。
      「『僕』には『ボク』には、白か黒しかないんです。」
      少年は言った。
      穏やかな表情で微笑みながら、少年はインクを落とし続ける。
      夢を見た。
      色の無い、音のない夢だった。
      私は其処に立っていて、彼女は蹲る様にして座り、顔を覆っていた。
      「 」
      彼女は言った。
      私にはなんと言っているか分からなかった。
      「聞こえないよ。」
      私は言った。
      それでも彼女は何かを訴え続ける。
      時折顔を上げ、私を恨むような目つきで睨みつけながら叫ぶ。
      「聞こえないよ。」
      私は言った。
      「いけない、いけないなぁ、レディー。
      彼は、否、彼らは私の大切な友人なんだ。」
      ティーカップ頭の化け物。
      異形の怪物。
      真祖にして始祖。
      『女王』の対を為す『王』
      「コープスペイント…゛ヴィクティム゛・キング…ッ!」
      彼女もまた 化け物なのだ。

    • @はるさめ-g9i
      @はるさめ-g9i 4 года назад +3

      「魔女を探しているの。
      貴女なら、何か知っているんじゃないかしら?屍姦の魔女。」
      氷室 篝はそう言いながら瀕死の屍姦の魔女へと血を垂らす。
      私はすっかり忘れていた。
      すっかり失念していたのだ。
      「名前も、顔も、容姿も知らないの。
      唯一分かるのは『私の父親を圧死して殺した』という事。」
      彼女は、あの少女は、否、あの少女 ゛も゛また、
      「教えてくれないかしら?
      私、ソイツを殺さなきゃいけないの、復讐しなきゃいけないの。」
      「ぶっ殺して、ぐちゃぐちゃにしてやらなきゃいけないの。」
      どうしようもなく、化け物なのだ。
      「やー、ほら、ボクって天才だろ?
      正直生きてる必要ないんだよ。」
      ヒステリック・クイーンは飛び込むようにして椅子へと腰掛けた。
      やたらと豪勢な椅子は、彼女を浮かし、そして彼女の体重を受け入れた。
      「死んだ事でこうやって君と、君が言うところの『夢』で話もできるわけだし?」
      飄々とした態度で話す彼女に、俺は少しだけ苛立ちを覚えた。
      「それに、『そっち』にはあいつがいるだろ?
      えーと、なんだっけ…ほら、アイツだよ、アイツ…えーと…なんだっけ…、マ、マイケ──。」
      「コープスペイント・゛ヴィクティム゛・キング。」
      「あぁ!そうそう、それだよそれ!『罹患者』だ!
      アイツはボク程天才じゃあないけれど、吸血鬼としての能力ではボクなんかより遥かに上だ。」
      Dream.
      どうしようもなく 化け物なのだ
      «× × × ×» «?»
      「僕が初めて父親に汚された時、神様は生憎留守でした。
      愛という物は僕の家庭ではいつだって品切れ状態でして。」
      少年はそう言って、首から下げた十字架をなぞった。
      「それでも、それでも縋るしかなかったんです。
      だから、僕は祈ったんです。願ったんです。」
      少年は顔を上げる。それは今まで見てきた中で、誰よりも穏やかで、純粋で、無垢で──。
      そう、『まるで天使の様な』笑顔だった。
      「『誰か、この怪物を、殺してください』って。」
      「瓦礫さん。それでも、それでもです。そうだとしても──。」
      神父は言葉を詰まらせる。
      暫く考えた後、彼は再び瓦礫と向き合い、聞いた。
      「月並みな言葉になります、ですが、これだけは聞かせてください。
      貴方は、神を信じますか?」
      彼は言った。
      そして瓦礫の返答は早かった。
      「信じてるよ。少なくとも『存在する』とは思う。」
      煙を吐き出す。
      置いてあるティーカップに手を伸ばし、口元へ持っていき、一口啜る。
      「殺さなくちゃいけないんだ。存在してくれないと困るだろう?」
      Avenger.

    • @はるさめ-g9i
      @はるさめ-g9i 4 года назад +5

      序奏 再 終了
      「× × × ×」
      歌唱再開
      不在
      声を上げて、
      指を這わせて、
      見つめ合って、
      餌食と悟った君が笑って言った。
      「× × × ×」
      空白 黒
      ただ、君からのキスが欲しかっただけなんだ
      空白 黒
      捻くれて歪んだ愛情は、やがて歪に捻じ切れるのだ
      『 』
      空白 黒
      陸 弦
      演 奏 中
      拾 陸 小 節
      約 弐 拾 肆 秒
      「手を合わせて、神に祈ったところで救いはないの。
      あぁ、だから、ただ『愛してる』と言って?
      それだけでいいんだ。それが何時か──。
      だから、私の事を殺してよ。ねぇ、ハニー?」
      「毒を塗った唇でキスをして?君の『好き』で殺して?」
      おおっと、まさか最後のサビ前でコレが来るとは思わなかっただろう??
      よくもまぁここまで全部読んできたものだ。もしかするとたまたま止めたのが此処だったのかな??
      大丈夫、大丈夫だよ。犯行前夜の時のような失敗はしない。今回は事前に尺の長さを確認済みだからね。
      …え、ちょっと押してる?ホントに?巻で話せ?う、うそ…。
      え…っと、じ、じゃあ掻い摘んで話すか…。えー…と、ものを書くという事実上、いろんな物事を見聞きし、詳細な名前、用途、その物事の歴史や逸話、伝承や神話、伝記、伝説等に於ける立ち位置、関連する物語エトセトラエトセトラ…。
      そう言う、『知る』という行為が度々必要になってくるのだけど、
      ──あ、うそ、もう時間?やっぱり?今回も途中で終わり?まだ話したい事いっぱいあるんですけど!まだ
      ただ君からのキスが欲しかっただけなんだ
      空白 黒
      悪とは何か?
      弱さから生じる全ての物である。
      星の光に、夜の闇の深さがわかるものか。
      悪意というものは、
      他人の苦痛自体を目的とするものに在らずして、
      我々自身の享楽を目的とする。
      愛せなければ通過せよ。
      天国には興味深い人達が一人もいない。
      事実というものは存在しない、
      存在するのは解釈だけである。
      愛されたいという要求は、自惚れの最たるものである。
      自ら敵の間に踊り込んでいくのは、
      臆病の証拠であるかもしれない。
      恋愛感情の中には、何時も若干の狂気が潜んでいる。
      とは言っても、狂気の中にもまた、
      何時も若干の理性が潜んでいるものである。
      一切の書かれた物の内、
      私はただ、その人がその血をもって
      書かれた物のみを愛する。
      血を持って書け。
      君は、
      血が精神である事を知るだろう。
      愛の終わりは何時も、善悪を超えたところで起こる。
      「キルミー・ベイビー・アヴェンジャー」
      時雨的吸血鬼異聞奇譚
      「レ・ミゼラブル」
      番外編の拾壱番街
      第捌ノEX 『彼の哲学者は言った』
      「殺す前の君を好きになりたかった」
      ゛Beware that, when fighting monsters, you yourself do not become a monster…
      for when you gaze long into the abyss.
      the abyss gazes also into you.゛
      ただ、君からのキスが欲しかっただけなんだ。
      空白 赤 そして後奏へ

    • @はるさめ-g9i
      @はるさめ-g9i 4 года назад +4

      開始
      「信仰ってのは ゛拠り所゛だ。
      縋り付くものじゃあ無いし、ましてや頼る物でもない。
      お前のソレは、自身の正当化の為の詭弁でしかない。」
      瓦礫はブラック&ホワイトを見下しながら言った。
      『偽の王』の効果はとっくに切れている。今の瓦礫はただの眷属なのだ。
      狂気感染は確実に彼の精神を蝕んでいる、それでも彼は真っ直ぐに少年を見据える。
      「お前のソレは、信仰じゃあない、ただの責任転換だ、
      自分の弱さを、脆さを、脆弱さを、無力さを、何かの、誰かのせいにするな。」
      「あの子の特性は『狂気感染』です。」
      シスター・グレゴリオはナイフとフォークを置き、言った。
      「認識し、接触した生物全てに『自身の狂気を感染させる』能力です。
      あの子は何と呼んでいたでしょうか。
      …あぁ、そうそう『ペイント・イット・ブラック』、でしたね。」
      私は訝しげな表情で彼女を見た。視線に気づいたシスターは、ふっ、と小さく笑った。
      「そうですよ、彼は、あの子は、『貴女達が会ったあの瞬間から既に狂っている』んですよ。
      そしてもうそれは貴女達に感染してます。」
      視界が歪む。
      目眩に似た感覚。体が横へと倒れ、弾みで座っていた椅子を蹴飛ばし大きな音を立てる。
      「あの子の狂気で『黒に染めあげる』なんて、随分と言い得て妙だと思いませんか?」
      シスター・グレゴリオは悪役めいて笑った。
      蜘蛛が、蜘蛛がいたんだ。
      腕を這って、肘のあたりまで来て止まった。
      「だから、だから…。」
      「大丈夫、大丈夫ですよ曳舟さん。僕は、ボクは、全部知ってます。大丈夫ですよ。『ボクがいますから』。」
      少年はそう言って、正面から僕の首へと腕を回す。
      じゃれ付く様に、からかう様な笑みで少年は僕を見つめる。
      腕は、床に落ちていた。
      「蜘蛛が、蜘蛛がいるんだ…。
      こっちを見て、蜘蛛が…。」
      少年は楽しそうに頷きながら笑う。
      「えぇ、知ってます。だから『全部殺しましょう?』
      道具はほら、いっぱいありますから、ね?」
      あぁ、そうだな。
      体中にいる蜘蛛を、みんな殺さなきゃいけないな。
      炎は一瞬で屍姦の魔女の体を包み、周囲を明るく照らした。
      「おめでとう。これで貴女は、貴女の好きな死体になれますね。憎しむべくは、それは灰になってしまうこと。それを誰も愛さない事。」
      悲鳴をあげながら悶える彼女を見下ろしながら、氷室 篝は言った。
      胸のポケットから煙草を取りだし、慣れた手つきで火を点ける。
      「おめでとう、ご愁傷様、そしてさようなら。
      誰にも愛されず、誰にも理解されず、誰の記憶にも残らず、貴女の芸術は此処で終わりです。」
      篝は踵を返し、私を一瞥すると小さく笑った。
      「行くわよ『助手』、アンタの雇用主が心配してるわよ。」
      遠くで鳴るサイレン。
      ぶら下がった母親。
      真っ赤になった母親。
      少年は母親の前で跪いていました。
      祈るように手を合わせていました。
      願いました。
      祈りました。
      まるで聖母に祈る信徒の様に。
      少年は、笑いながら祈りました。
      「誰か、僕を救って下さい。」
      「いえいえ、私は女の子が好きなのではなくて、ただ『可愛いモノ』が好きなだけなんです。
      その点、日向さんは最高です。こと愛くるしいフォルム、表情、まるでお人形さんの様!」
      シスター・グレゴリオは興奮した様子で日向を抱きしめる。
      抱きしめる腕の中で日向は船酔いに似た表情をしている。
      「あぁ、ずっと我慢してきましたけれどもう抑えきれません!
      いっその事『食べてしまいたい』くらい!」
      「おい、淫乱シスター、ウチの助手から離れろ。今すぐ。」
      俺がそう言うと、シスター・グレゴリオは口を尖らせる。
      「もう、人聞きの悪い言い方ですね。瓦礫さん。
      もちろん、『物理的な意味』で、ですよ。」
      「もっと悪いわ。」
      「眷属の能力ってのはさ、ボクの『なんでも出来る能力』を細分化したに過ぎないんだ。
      その点、君の『偽の王』は異質と言っていい。」
      ヒステリック・クイーンは床まで伸びた髪の先を摘んで、くるくると手持ち無沙汰に弄ぶ。
      「『ボクの能力の細分化』と言うよりかは『ボクという存在に近づいている』んだ。
      『真祖・始祖級の吸血鬼と同等、それ以上の力を得る』なんて、異常でしかない。」
      まぁ、制約や条件もあるけれどね。
      そう言って彼女は髪の毛を離した。
      「だとしたら、コレは呪いだ。」
      「初めまして、ブラック&ホワイト。
      私の名前はコープスペイント・゛ヴィクティム ゛・キング。『罹患者』と呼んでくれ給え。」
      罹患者はブラック&ホワイトの元へと跪き、小さく会釈した。
      「屑城 瓦礫とは1度殺しあった中でね。大親友と覆ってくれて構わない。
      あぁ、狂気感染については気にしなくていい。私はそういうのとは無縁なんだ。」
      「…誰が大親友だって?」
      トゲのある口調で俺は、先程言えなかった事を潔く罹患者へと言った。
      「『善悪の彼岸』を読んだことは?」
      シスターの問いに、俺も日向も首を振る。
      「『怪物と戦う者は、その過程で自分自身も怪物にならないように気をつけなければならない。
      深淵を覗く時、深淵もまた此方を覗いているのだ。』
      この言葉は知っているでしょう?有名な言葉です。」

  • @CartoonCrazy9
    @CartoonCrazy9 4 года назад

  • @takoyaking841
    @takoyaking841 5 лет назад

    👏🏻👏🏻👏🏻

  • @NN-dc6nk
    @NN-dc6nk 5 лет назад

    エドモn))

  • @猫井はコミュ障の猫
    @猫井はコミュ障の猫 5 лет назад +6

    めっちゃ頑張ってぱっと出てくる文章読もうとしたけどダメでした…。他のやつより切り替わるのが早い((T_T))

  • @藻黧
    @藻黧 6 лет назад +5

    ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙!!!!
    歌も歌詞もイラストもバカみたいにカッコよくてッッッ……0(:3 )〜 _(:3」∠)_

  • @猫井はコミュ障の猫
    @猫井はコミュ障の猫 5 лет назад +1

    この曲他の曲より文章が切り替わるのが早いからめっちゃ頑張った…(;>_<;)
    低評価しちゃった人は高評価が一回しか押せないから苦肉の策として低評価押しちゃったんだろうね⭐

  • @nono-is6pj
    @nono-is6pj 5 лет назад

    うぁ……RUclipsのオススメに感謝しないと

  • @Romina_TTT
    @Romina_TTT 5 лет назад

    今更だけど、
    めちゃくちゃハマりました🥺🥺🥺
    チャンネル登録します!!!
    これからもずーっと
    応援しますっっっ(இ௰இ`。)♡♡♡

  • @ぴよこちゃんちゃん
    @ぴよこちゃんちゃん 6 лет назад +1

    なんで伸びないんですか…?

  • @虹色七音
    @虹色七音 5 лет назад +5

    ねぇ、低評価ゼロってすごくない!?

  • @めぅ-t9k
    @めぅ-t9k 5 лет назад +1

    まだ古参アピできるかな((